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子どもという価値―少子化時代の女性の心理
柏木 恵子
子どもという価値―少子化時代の女性の心理
定価: ¥882
販売価格: ¥882
人気ランキング: 87183位
おすすめ度:
発売日: 2001/05/01
発売元: 中央公論新社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送


少子化問題の心理学的アプローチ本
『子どもという価値』とはなかなかイメージしづらいが、主に親の立場から子どもが
存在するという状況を時代推移、経済的負担、文化的背景、避妊技術の発達から
読み解き、現在の日本が置かれている少子化の根本原因について思索が広げられている。
著者が学者であるためなのか、やや総説的な取り扱いになっていて、著者の推論や
示唆で結論が占められている部分が多くて、将来的な視点を提言できないままに話題が
展開されており、ややまとまりに欠け、また、文章表現も単調な気がするが、
子どもを産む(産まない)に至る親の心理面から得られたデータを層別して多面的に
解析した結果は、十分に評価されるべきであると感じた。
既に5年以上出版から経っている本ではあるが、今なおこれらの視点は古びてはいないし、
これら問題に対しての政策面における方法論はますます重要となってくると考えられる。
少子化により既に国の活力が低下しつつある現在、私たち国民は本書を一読し、
なぜ子どもを持つ(持った、持たない)のか、について再考が迫られる時期に
来ているのではないだろうか。

「子は宝」なんて
一卵性母娘、過保護、子離れできない母親、一方で幼児虐待、DINKS……こんな言葉がマスコミを賑わす現代、私たちが普通に「子は宝、かけがえのない存在」と思っていた前提が、実は崩れつつあるのではないだろうか。否、「子は宝」の前提自体、作られ強制された概念であって、本来の親子関係というのはまた別の価値観なのかもしれない……。というように、子と親の関係に新しい視点を提供してくれるのがこの本だ。
当書を読んで「目から鱗」の指摘は以下のようなもの。
・女性の社会進出と少子化とは必ずしもリンクしていない(働く女性と専業主婦とで、子どもの数はいずれも2~3人)
・今は子どもに男子より女子が望まれる。
・専業主婦でない方が、何年か経った後での結婚満足度が高い。
・結婚生活に不満を持つのは、夫より妻の方が圧倒的に多い。
新書の限界か、文章が正直拙く読み心地が良いとは言えない。それでも問題点、注目点がダイジェストにまとまっていてお手ごろな入門書である。

食い足りない
人口学学んだ人なら、わかるけど、ひとつの事象説明するのに多面的アプローチを、とる。(医学、社会、形式、経済など)このごろなくなくなられた人口学の大家ゾフィをして出生率の低下最大の難問です。ゆめゆめこれもひとつに意見だ言うことお忘れなく。しかし、多くの人口学者、政策として、女性の社会参加には、賛成であり、子供は、公共財であるという考えが、浸透してきている。

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